来る8月28日(金)にオックスフォード大学のGuy Kahane先生とTom Douglas先生をお招きし、 下記の要領でセミナーを開催いたします。 どなたでも自由ご参加いただけます。 皆様のお越しをお待ちしています。 日時:2015年8月28日(金)13:30-17:40 会場:京都大学文学部校舎1階 第1講義室 会場地図: http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/about/access/ 使用言語:英語 講演者 Prof. Guy Kahane (Oxford) Prof. Tom Douglas (Oxford) Prof. Satoshi Kodama (Kyoto) スケジュール 13:30-14:10 講演1: Guy Kahane, Evolutionary Debunking Arguments, Evolution and Impartiality 14:10-14:50 ディスカッション 14:50-15:00 休憩 15:00-15:40 講演2:Tom Douglas, Moral Enhancement 15:40-16:20 ディスカッション 16:20-17:00 講演3:Satoshi Kodama Withdrawing life-sustaining treatments and the act-omission distinction 17:00-17:40 ディスカッション
CAPEワークショップ Practical Ethics Seminarの開催
2015年度の教官・学生
2015年度教官・学生
教官
宇佐美 文理(教授)
井波 陵一(協力講座・人文科学研究所教授)
武田 時昌(協力講座・人文科学研究所教授)
船山 徹(協力講座・人文科学研究所教授)
古勝 隆一(協力講座・人文科学研究所准教授)
大学院博士後期課程
3年
福谷 彬 研究課題:宋学に於ける四書解釈の構造性
趙 ウニル 研究課題:王弼研究
王 俊鈞 研究課題:中国絵画理論研究
廖 明飛 研究課題:『儀礼』学研究
2年
伊藤 裕水 研究課題:『尚書』経緯学研究
陳 佑真 研究課題:北宋経学思想史研究
松葉 久美子 研究課題:王朝交代期に於ける政治論の研究―夷狄観を中心に―
大学院修士課程
2年
席 瀾波
1年
鍾 元楷
学部生
4年
向井 優
3年
加藤 悠佳
鴻池 知美
服部 嗣人
聴講生・研究生
南田 潤(聴講生)
水島 卓也(聴講生)
村田 吉孝(聴講生)
陳 俊明(研究生)
2015年度の授業
◆講義◆
宇佐美文理(教授) 中国哲学史講義(Ⅰ)[前期]
中国哲学の基本概念を講義し、中国哲学ならびに中国文化への理解を深める。
宇佐美文理(教授) 中国哲学史講義(Ⅱ)[後期]
中国哲学史上の重要な書物について、その書物が学問全体においてもつ位置とその内容についての知識を深める。
◆特殊講義◆
宇佐美文理(教授) 中国絵画理論研究
中国絵画の歴史を、気と形をテーマとして通観する。
武田時昌(協力講座・人文科学研究所教授) 老子を読む[前期]
科学的、実証的であろうとする人文学は、生きる知恵というサイエンスの原義に回帰すべきであ る。我々に告げられた「きっと何者にもなれない」という言葉は、「自分らしく生きる」ことであ ると読み替えられる。そのような行き方、考え方の中国的パラダイムは、老子と易を思想源とする。 中国的思惟は、老子と易を思想源とする。老子は道教、易は儒教のそれぞれの聖典であったが、 両書が主張する自然哲学、処世観はきわめて類比しており、道家と儒家、老子と孔子という学派的 な対立の図式にあるというより、むしろ相補的な関係にあった。したがって、両書の読まれ方は、 宗教哲学と政治思想という枠組みを逸脱して多角的、横断的であり、その往来、交差する場所に中 国思想の基層構造が形成された。 そこで、前期は老子の特色的な言説を選読しながら、古今の人々にどのように読まれてきたかを 検討し、中国的思惟の本質を探る。
武田時昌(協力講座・人文科学研究所教授) 老子を読む[後期]
科学的、実証的であろうとする人文学は、生きる知恵というサイエンスの原義に回帰すべきであ る。我々に告げられた「きっと何者にもなれない」という言葉は、「自分らしく生きる」ことであ ると読み替えられる。そのような行き方、考え方の中国的パラダイムは、老子と易を思想源とする。 中国的思惟は、老子と易を思想源とする。老子は道教、易は儒教のそれぞれの聖典であったが、 両書が主張する自然哲学、処世観はきわめて類比しており、道家と儒家、老子と孔子という学派的 な対立の図式にあるというより、むしろ相補的な関係にあった。したがって、両書の読まれ方は、 宗教哲学と政治思想という枠組みを逸脱して多角的、横断的であり、その往来、交差する場所に中 国思想の基層構造が形成された。 そこで、前期は老子の特色的な言説を選読しながら、古今の人々にどのように読まれてきたかを 検討し、中国的思惟の本質を探る。
井波陵一(協力講座・人文科学研究所教授) 漢籍目録法漢籍目録の作成要領[前期]
漢籍目録の作成要領を理解することを通じて、中国学の基本構造を把握する。
井波陵一(協力講座・人文科学研究所教授) 漢籍分類法[後期]
四部分類法を理解することを通じて、中国学の基礎構造を把握する。
船山徹(協力講座・人文科学研究所教授) 『仁王般若経』読解1
『仁王般若経』という仏典は、漢訳(インド原典の中国語訳)ではなく、中国で作成された偽経( 疑経、偽作経典)であるという見方が優勢である。一般に偽経は中国中世の仏教史の実態を知る上 で重要である。『仁王般若経』は編纂当時の王権や仏教の実態を反映していると言われている。『 仁王般若経』には護国思想が説かれているという説明もしばしばなされる。この授業では、必要に 応じて注釈も参照しながら『仁王般若経』を前期後期の一年かけて精読し、その内容と、編纂の特 徴や意図、この経典の言語的特徴、成立地はどこか等、様々な角度から理解することを目指す。
伊東貴之(国際日本文化研究センター) 中国近世思想史における諸問題
この講義は、北宋期におけるいわゆる道学を中心とした宋学の成立以降、広義の新儒(NeoConfucianism)が思想界はもとより、現実社会においても深甚な影響力を有した宋・元・明・清の各 時代を経て、儒教思想の新たな展開がほぼ終熄し、伝統思想の社会的命脈がおおむね杜絶した清末 までを主な対象とする。 その際、理気論・人性論といった哲学・理論的なレヴェルでの変容を迹づけるだけでなく、より 実践的な人間観や倫理観、個別・具体的な政治論を含む多様な政治観の相剋・葛藤とその変遷、そ うした諸思想の政治社会や地域社会における受容の実態など、なるべく多角的・広角的かつ複眼的 に考究することを心掛ける。更に「主体」形成のための諸理論、「秩序」意識の変遷、「礼教」の 滲透と汎化、といった、いくつかの問題系に即した既存の思想史の再検討も試みたい。
◆演習◆
宇佐美文理(教授) 『国朝文録』精読
古典文献の講読を通して、漢文読解力を養うと共に、中国文化への理解を深める。
吉本道雅(本研究科東洋史学専修教授) 『春秋左伝正義』
十三経注疏の一つである『春秋左伝正義』を精読する。漢文資料を文法的に正確に読解する能力を身につけるとともに、経学(中国古典注釈学)の基礎的な方法論・春秋時代史の研究資料としての活用法を理解する。
中 純夫(京都府立大学 文学部 教授)『朱子言論同異攷』講読
朝鮮の朱子学者韓元震(1682~1751)の主著『朱子言論同異攷』を読む。同書は「理気」「理」 「陰陽」「五行」「天地」等の項目ごとに朱熹の言論の異同を指摘し、その早晩の鑑別や「定論」 の判定を企図したものである。授業は輪読形式で行い、担当者が作成した訳注原稿を受講者全員で 検討する。受講者には各自、同書所引の朱熹語の原典に当たり、異同の持つ意味を整理した上で、 韓元震の所論の是非を批判的に検証することを要求する。 テキストはソウル大学校奎章閣蔵『朱子言論同異攷』を使用する(プリント配布)。
古勝隆一(協力講座・人文科学研究所教授) 儒家経典注釈研究
中国南朝時代(4-6世紀)の儒教経典注釈を代表する、皇侃(488-545)『論語義疏』を精読する。 本年度は、特にそのうち八イツ篇を読む。 『論語義疏』の文章は読みやすくなく、しかも、『論語』全篇の中では難解な部分を選んで読むた め、受講者全員による事前の準備が必要である。あわせて、礼についての知識の習得も目指してい る。 本年度は、単に『論語義疏』の内容理解を目指すだけでなく、同書の内容をこなれた日本語に訳出 することを目標にしている。受講者の積極的な参加を期待する。 ◆講読◆
宇佐美文理(教授) 『日知録』講読
中国古典を読むための基礎知識を身に付け、漢文読解力の習得と向上を目的とし、同時に儒教の歴史についての知識を得る。
教員公募(イタリア語学イタリア文学)
sympo20150919
国際シンポジウム「世界考古学の現状と課題」開催のお知らせ
2016年8月に京都で開催される第8回世界考古学会議(WAC-8)まで約1年を残すこととなりました。今回、世界考古学会議(WAC)の執行部メンバーを京都にお招きし、世界考古学の最新の動向を学ぶと共に、日本考古学の未来を共に考えるためのシンポジウムを、下記の通り開催します。多くのみなさんのご参加をお待ちしています。
記
日時:2015年9月19日(土)10:00~17:30
会場:京都大学文学部新館2階 第3講義室
会場までの交通
・市バス:京都駅より17・206系統、四条河原町より3・17・201系統
いずれも「百万遍」下車すぐ
・京阪電車:出町柳下車、東へ徒歩10分
使用言語:日本語(英語発表は通訳付き)
*詳細なプログラムは裏面をご参照ください。
*シンポジウム後に、懇親会を開催します(会費5000円程度の予定)。参加希望者は9月12日までに下記のお問い合わせ先までメールでお申し込みください。
主催:国際シンポジウム「世界考古学の現状と課題」実行委員会
共催:京都大学考古学研究室・NPO法人 WAC JAPAN
後援:公益財団法人 京都大学教育研究振興財団
お問い合わせ先:吉井秀夫(京都大学大学院文学研究科)
kiljong@mb3.seikyou.ne.jp
プログラム:
10:00-10:10 開会挨拶 吉井秀夫(京都大学)
10:10-11:10 Anne Pyburn (Indiana University)
The Revolution in Archaeology and the Future of Science
(考古学における革命と科学の未来)
11:10-12:10 Dru McGill(North Carolina State University)
Archaeologists Across Borders: Expectations and Hopes for the Eighth World Archaeological Congress
(越境する考古学者たち:WAC-8への期待と希望)
12:10-13:30 昼食・休憩
13:30-14:10 岡村勝行(大阪文化財研究所)
The archaeology of disaster: how can Japanese archaeologists contribute to it?
(災害の考古学:日本考古学の役割と貢献を考える)
14:10-14:50 溝口孝司(九州大学)
Globalization, Internationalization and the future of Japanese Archaeology
(グローバル化・国際化と日本考古学の未来)
14:50-15:30 松田陽(University of East Anglia)
Public archaeology in a globalizing world and the future of WAC
(グローバル化の進む世界におけるパブリックアーケオロジーと世界考古学会議)
15:30-16:00 休憩
16:00-17:30 討論 司会 泉拓良(京都大学)
18:00 懇親会
Prof. Wilfried Sieg Workshopの開催
哲学専修では、『Prof. Wilfried Sieg Workshop』を開催いたします。
詳しくはこちらをご覧下さい。
「経学史研究的回顧与展望―林慶彰先生栄退紀念検討会」
「経学史研究的回顧与展望―林慶彰先生栄退紀念検討会」が、中国哲学史研究室主催、北京大学礼学センターならびに京都大学教育研究振興財団の協賛のもと、2015年8月20日、21日の両日にわたって、京都大学文学研究科第三講義室において行われた。
参加者は、台湾から49名、中国大陸から31名、日本9名、香港8名、韓国2名、米国・イギリス・ドイツ各1名の総勢102名で、聴講した学生も含めれば115名という、経学史研究史上では、おそらく空前絶後の規模の国際会議となった。
発表者は全部で87名(当日のスケジュールや発表の題目は、会議議程を参照)、8つのセクションを作って発表と討議を行った。
本会議は、規模的なことは言うまでもなく、内容的にも非常に充実した会議となった。これは世界の経学研究史において、おそらく永遠に記憶される、文字通り記念すべき会議となり、また、世界的に著名な林慶彰先生の退職を記念する会にふさわしいものになったと確信している。
また、このような国際会議を、京都大学で開催したことは、京都大学文学研究科の、経学の分野における、創設以来の貢献がいかなるものであったかを示すとともに、今後、本研究科中国哲学史研究室が教育研究を進めて行くうえでも、極めて重要な学会となったものと思われる。
中国哲学史研究室のページにもどる
そのほかの研究会
8月20日、21日に経学史「経学史研究的回顧与展望―林慶彰先生栄退紀念検討会」を開催しました。
第1回「研究公正の理念の学際的検討と日本的な研究倫理の構築」研究会
来る10月17日(土)に、第1回「研究公正の理念の学際的検討と日本的な研究倫理の構築」研究会が、 下記の要領で開催されます。多くの方のご来聴をお待ちしております。 第1回「研究公正の理念の学際的検討と日本的な研究倫理の構築」研究会 ・日時:2015年10月17日(土)14:00- ・場所:京都大学文学研究科第1講義室 (構内地図 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/downlodemap/documents/2015/main_j.pdf 8番の建物) ・登壇者とスケジュール 14:00~ 15:10 伊勢田哲治(京都大学)「研究不正は本当に悪いことなのか」 15:20~16:30 山崎茂明(愛知淑徳大学)「オーサーシップと重複発表を考える」 16:40~17:50 眞嶋俊造(北海道大学)「研究倫理推進の取り組み—北海道大学の事例から」 下記のウェブページでも情報をご覧いただけます。 http://www.cape.bun.kyoto-u.ac.jp/project/project09/#research1017
リンク集
西洋古典学関連のリンク集です.
- デジタルテキスト
Perseus Digital Library
ギリシア・ローマの古典作品やその英訳などが利用できます.変化形からの逆引きは
もちろん豊富なオプションがついた辞書ツールも重宝します.
Thesaurus linguae Graecae
ギリシア語文献データベース.アカウントを作成すれば簡易版なら無料で利用できます.
PHI Latin Text
ラテン語文献データベース.著者や作品の範囲を指定して検索もかけられます.
Dickinson College Commentaries
テキストと註釈,文献表に加え,作品に応じて語彙集や地図,動画なども利用できます.
Homer Multitext Project
Codex Venetus Aをはじめホメーロスの写本やスコリア(古註)を鮮明な画像で閲覧可能.
Catullus Online
カトゥッルスの全詩とそのapparatus及びtestimonia, 写本の画像が閲覧できます.
Repertory of Conjectures on Horace
ホラーティウスの全詩に対する推定(conjecture)の集成と文献表が利用可能.
Project Silver Muse
いわゆる白銀時代のラテン詩人のテキストや註釈,文献表などが利用できます.
- 書評
Bryn Mawr Classical Review
オンラインの古典学関連書評誌.かなり頻繁に更新されます.
- 辞書・事典
Suda On Line
紀元後10世紀末に編纂された百科事典のオンライン版.記事についている英訳は
検証済みかを確認してから利用しましょう.
Lexicon of Greek Personal Name
ギリシア語人名辞典.既刊分の検索が可能.
Glossarium mediae et infimae latinitatis
du Cangeの中世ラテン語辞典.
Dizionario di abbreviature latine ed italiane
Cappelliのラテン語・イタリア語略語辞典.写本を読む際に便利.
- その他
Akropolis World News
古典ギリシア語による世界のニュース.
Nuntii Latini
フィンランド国営放送によるラテン語のラジオニュース.
Ephemeris
ラテン語によるオンラインのニュース誌.
文学研究科とハイデルベルク大学との単位互換開始について(2015年度秋学期)
文学研究科とハイデルベルク大学との単位互換開始について(2015年度秋学期)
京都大学文学研究科とハイデルベルク大学Heidelberg Centre for Transcultural Studies (HCTS)修士課程は、2015年10月1日から、学生交流協定にもとづく交換留学を対象とした単位互換制度を発足させます。
文学研究科の大学院生がHCTSに派遣され、科目を履修して単位を取得した場合、別に定める成績評価換算表にもとづいて、文学研究科の自由選択科目の単位として読み替えます。
単位互換の対象となるのは,2015年秋学期にHCTSで開講される41科目です。
成績評価の換算につき詳しい情報が必要な学生のみなさんは、Professor Björn-Ole Kammにおたずねください。(連絡先:kamm.bjornole.7e*kyoto-u.ac.jp ; please change the “*” to a “@”)
大学院進学説明会(美学美術史学専修)のお知らせ
下記の要領で美学美術史学専修・大学院進学説明会を行います。
所属大学・学部・学年を問わずどなたでも歓迎ですので、奮ってご参加下さい。
記
日時 平成27年11月13日(金)午後6時~
場所 文学部校舎 2階 第3演習室
新ホームページ開設のお知らせ
このたび、新ホームページを開設しました。
今後の更新はこちらで行われます。
2015年度読史会大会
※会場費500円 一般来聴歓迎
日時 2015年11月3日(火曜・祝)
場所 京都大学百周年時計台記念館国際交流ホール
プログラム
09:30 受付開始
10:00 開会
10:10 研究報告
(1)木土 博成「寛永十一年五月二十八日付島津家久宛老中奉書の射程
―唐船をめぐる薩摩と長崎の関係史―」
(2)松井 直人「室町幕府の京都支配と侍所」(仮)
(3)成田 千尋「沖縄返還と東アジア情勢」(仮)
12:10 昼食休憩
13:30 研究報告
(4)藤井 崇史「「七博士意見書」再考」(仮)
(5)金 玄耿「種姓以前の「種」」(仮)
(6)梅田 千尋「陰陽道祭文の来歴と伝播」(仮)
15:30 休憩・写真撮影
16:10 研究報告
(7)伊藤 俊一「山城国上桂荘の耕地の変遷と再開発」(仮)
(8)谷川 穣「サドラーのリスト
―1930年、ある宗教教育調査とその周辺―」(仮)
17:30 閉会
18:00 懇親会
2015.12.12 文学研究科公開シンポジウムの開催について
文学研究科では、来る12月12日(土)に下記のとおり、文学研究科公開講座シンポジウムを開催致します。
詳細はポスターをご覧ください。
日時:12月12日(土) 午後1時から午後6時頃
場所:京都大学法経済学部本館2階第6教室(京都市左京区吉田本町)
【広報】2015年11月15日(日) 翻訳をめぐる散歩に出かけよう!
2015年11月12日(木)公開講演会「ドストエフスキー研究の現在」
公開講演会「ドストエフスキー研究の現在」
СОВРЕМЕННЫЕ ПРОБЛЕМЫ ИЗУЧЕНИЯ ТВОРЧЕСТВА ДОСТОЕВСКОГО
【日時】2015年11月12日(木)16:30~18:00
【場所】京都大学文学研究科2階第5講義室
聴講無料、予約不要
19 世紀のロシアが生んだ作家フョードル・ドストエフスキーは、
『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』ほかの作品で、
現代にいたるまで世界の文学に深甚な影響を及ぼしています。
小林秀雄、埴谷雄高など、日本もまたその例外ではありません。
気鋭の研究者ナターリヤ・タラーソヴァ氏から、
ロシア本国のドストエフスキー研究の近況をお聞きします。
[講師紹介]ナターリヤ・タラーソヴァ (Наталья Тарасова) 先生
ロシア科学アカデミー・ロシア文学研究所主任研究員。文学博士。
専門はドストエ フスキーを中心とする 19 世紀ロシア文学史と草稿研究。
編著に『ドストエフスキー 「作家の日記」:1876-1877 年』(2011 年)、
『ドストエフスキーの「罪と罰」に おけるキリスト教的なテーマの研究をめぐる諸問題』(2015 年)他。
使用言語: ロシア語 通訳: 楯岡求美 (神戸大学国際文化研究科)
協力: 日本学術振興会科研費基盤(B)「ロシア文化学の構築」(課題番号 26284045)
問い合わせ先: 京都大学文学研究科スラブ語スラブ文学専修 中村唯史
075-753-2781(直通) nakamura.tadashi.6rあkyoto-u.ac.jp あ→@
復旦大学 葛兆光教授講演会
葛兆光教授(復旦大学文史研究院)の講演会を下記の通り実施いたします。
詳しくは、ポスターをごらんください。
- 題目:解釋”中國“的困境--從近世歷史看中國的內與外--
日時:2015年11月20日(金)午後3時〜
場所:楽友会館 二階講演室
発表言語:中国語(通訳無し)
アラン・ルノー教授講演会
宗教学専修の主催で、アラン・ルノー氏(パリ第4大学教授)の講演会を開催します。
詳細はポスターをご参照下さい。
ソ連映画上映会/解説トーク 「ピロスマニ」
日時 12月3日(金) 場所 文学部校舎第3講義室
・16:30~18:00 映画「ピロスマニ」上映
・上映後、理解が深まる解説トークがあります。
一杯のワインと乾草の寝床 ― グルジア(現・ジョージア)が生んだ孤高の放浪画家ニコ・ピロスマニシヴィリ(1862-1918)の生涯を豊かなコーカサスの山河と古い歴史を持つトビリシの街並を背景に描き出した、静かで清冽な映像詩の世界。
★予約不要で無料ですので、皆様ぜひともいらしてください!
お問い合わせ: 京都大学 スラヴ語学スラヴ文学研究室 slav.kyotoあgmail.com (あ=@)
【Приглашение на беспратный показ советского фильма】
Уважаемые друзья!
В четверг, 3 декабря, показываем грузинский фильм “Пиросмани“, снятый в Грузии, 1969.
Если вам интересно – то милости просим приходите, будем очень рады!!!
О фильме (Wikipedia)