皆さまには如何お過ごしでしょうか。
東アジア「間文化」第11回研究会は、野林厚志氏(国立民族学博物館・教授:人類学)をお招きし、下記の要領で開催することとなりました。
継続参加の方はもちろん、初めての方もお気軽にご参加頂けたらと存じます。
日時:2022年1月14日(金) 14:00~16:10
場所:地理学実習室(文学部棟、L612)
14:00~14:05 挨拶:田中 和子(文学研究科地理学専修)
14:05~15:35 講演:野林 厚志(国立民族学博物館・教授)
題目:台湾原住民族の描かれかた―人類学からの考察
(休憩 10分)
15:45~16:10 質疑応答
※参加無料、途中参加・退出可
※今回の参加は、次回以降の参加を必須とするものではありません。
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、参加は文学研究科に所属される方々のみとして、開催します。
参加を希望される方は、成田健太郎(中国語学中国文学専修)までご連絡ください。
narita.kentaro.6x[at]kyoto-u.ac.jp([at]を@に替えてください)
台湾のオーストロネシア系の先住民族である台湾原住民族の人たちは、17世紀以降、スペインやオランダ、中国王朝、大日本帝国による植民地的な支配を受けてきました。これらの時期に可視化された原住民族の姿には、絵画や写真、施政者側の観点によって違いが見られます。メディアの種類、描かれた時期、施政者の性格による原住民族の表象を整理し、人種、民族(エスニシティ)といった人類学における課題との関係を考えてみるという内容のご発表です。少しでも興味を持たれた方は、是非ご参加ください。
なお本研究会は、京都大学大学院文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター2021年度「人文知連携共同研究会」研究助成をうけて開催されるものです。
研究会幹事:池田恭哉(中国哲学史専修)、成田健太郎(中国語学中国文学専修)、筒井忠仁(美学美術史学専修)