CAPEレクチャー
ジャン・ガイヨン教授(パリ大学(ソルボンヌ))講演会
Jean Gayon (professeur, Université Paris I-Panthéon-Sorbonne, Institut d’histoire et de philosophie des sciences et des techniques)
2013年4月9日4時半~
京都大学文学部校舎一階会議室
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
(上記地図の8番の建物にて行われます)
タイトル:酵素は機能を持つのか?
1970年代以降、生物の「機能ffunctlon)」 をどのように理解するかという問題は科学哲学における 1 つ の 争 点 とな り、ダ ー ウ ィン 進 化 論 へ の 哲 学 的 反 省 の 深 化 と共 に 、多 くの 学 説 が 提 出 され て き た 。主 著『 ダ ー ウ ィ ン と ダ ー ウ ィ ン 以 後 』 以 来 生 物 学 を め ぐ る 哲 学 的 諸 問 題 に 取 り 組 ん で き た ガ イ ヨ ン 教 授 は 、 本講演で「酸素は機能をもつと言えるか?」 というミクロの極限事例、「生物個体は集団や種にとって の機能をもつと言えるか ?」 および「種は生態系にとっての機能をもつと言えるか ?」 というマクロの極 限 事 例 に 現 代 の 哲 学 的 諸 説 が ど う 答 え う る の か を 診 断 し 、錯 線 し た 問 題 群 に 鮮 や か な メ ス を 入 れ る 。
(講演は英語、通訳なし)