19日午後から20日にかけては、「早期中国の歴史・文献・言語の考証」「分裂時代の宗教と文学」「唐代の宗教と文学」「宋遼金時代の社会集団と思想」「明清時代と東アジア海域」「芸術史の集中討議:図像と歴史研究」「思想史の集中討議:東アジア世界の近代的転換」「現代に向かう東アジア世界」「東アジア社会と都市研究」の9セッションが設定され、各大学の学生が司会進行を務める中、中国語・英語を駆使した多彩な研究発表(時間20分)が展開されました。また全セッションで学生らが講評の任を担い、発表のまとめを行いながら的確な問いを提起したことで、所定の時間を最大限に使った活発な意見交換が繰り広げられ、議論し尽くせなかった問題は、三校の教員5名も参加した最後の総合討論、さらには夜の懇親会の場に持ち越されました。
ワークショップの様子は、こちらをご覧ください。
本事業は、下記の助成を受けました。
(1)京都大学重点戦略アクションプラン「京都大学・復旦大学・香港城市大学三校合同の京都大学所蔵東アジア関連文物研究」
(2)一般財団法人 橋本循記念会 調査・研究助成「京都大学蔵「苗蛮図」および和製中国古地図の総合的研究」
(3)アジア研究教育ユニット2018年度事業「復旦大学—京都大学—香港城市大学「東アジア人文研究討論会」」