京都大学考古学研究室の最近の調査活動から
『一乗寺向畑町遺跡出土 縄文時代資料』資料編・考察編を刊行しました
- 『一乗寺向畑町遺跡出土 縄文時代資料』資料編
- 京都大学大学院文学研究科考古学研究室
- B5判・並製・144頁
- 2013年3月29日発行
- 『一乗寺向畑町遺跡出土 縄文時代資料』考察編
- 京都大学大学院文学研究科考古学研究室
- B5判・並製・145頁
- 2013年3月29日発行
考古学研究室では、1961年に発掘調査された京都市左京区一乗寺向畑遺跡出土遺物の整理作業の成果をもとに、2012年度に『一乗寺向畑町遺跡出土 縄文時代資料』資料編、2013年度に同・考察編を刊行しました。資料編では、「一乗寺KⅠ式」の標式資料とされてきた土器群をはじめとする、縄文時代後期・晩期に比定される出土資料を報告しました。考察編では、縄文時代早期末の一乗寺南部地区下層出土資料を報告するとともに、出土資料をめぐるさまざまな問題について考察を加えました。
本書は非売品です。
(2014年6月12日 文責吉井秀夫)