■研究分野■
現代哲学, セラーズの哲学
■履歴■
2013年 京都大学文学部人文学科卒
2013年 京都大学大学院文学研究科思想文化学専攻入学
■自己紹介■
哲学的自然主義はどのような形を取るべきかという観点から、20世紀アメリカの哲学者W. セラーズの哲学を研究しています。自然主義を取りながら、人間の振る舞いの規範性を強調するセラーズの哲学は上記の問題への示唆を与えるのではないかと考えています。
より広くには、我々の日常的な世界理解と科学的な世界理解との対立、規範性と自然との関係、意味や信念の身分といった問題に興味があります。修士論文では特にセラーズとW. V. O. クワインとの比較を行う予定です。
■業績■
2013, 卒業論文「セラーズの経験論批判について」
2013, 「書評:James R. O’shea, Wilfrid Sellars: Naturalism with a Normative Turn (Key Contemporary Thinkers)」, 『哲学論叢』, 京都大学哲学論叢刊行会, 40号別冊
2014, サーヴェイ論文「色の哲学における「開示revelation」および「透明性transparency」――色についての日常的理解と科学的理解の対立――」, 『哲学論叢』, 京都大学哲学論叢刊行会, 41号別冊, 2014年 掲載予定
■特記事項■
■連絡先■