Liste des mémoires de licence
【2017(H29)年度】
塩見 紗季 メーテルランク『ペレアスとメリザンド』について
板橋 輝 ルイ・マル『さよなら子供たち』について
北島 乾太郎 ルナール『にんじん』について
久保田 光香 カミュ『異邦人』における「光」の意味について
【2016(H28)年度】
春日恵理奈 アナトール・フランス『シルヴェストル・ボナールの罪』について-短編小説『マルグリット』との比較から考察する2つのテーマ-
中北尚子 シャルル=ルイ・フィリップ『クロキニョル』について 窓による人物・心情描写を中心に
平井宏樹 レーモン・クノー『わが友ピエロ』について-「推理小説」というジャンルを巡って
蛭田幸恵 シャルル・ペロー『過ぎし昔の物語ならびに教訓』について
前田英哲 Entre la fin et le commencement : étude sur Molloy 終わりと始まりの間で-『モロイ』試論
【2015(H27)年度】
小川亮 ジャン=リュック・ゴダール『パッション』について―「労働」、「愛」をめぐる映像・音響処理―
小田光広 カミュ『異邦人』における語りと構成
宮下拓也 『ロランの歌』の物語論的特徴
宗方文緒 コルネイユ『舞台は夢』について
【2014(H26)年度】
塩谷学 ユイスマンス『さかしま』について -信仰に至るプロセスを巡って-
山崎雅弘 ドゥルーズとクロソウスキーにおけるニーチェ解釈の差異についての研究 -<永劫回帰>の三つのヴァージョン-
武智美幸 モリエール『人間嫌い』について
【2013(H25)年度】
坂本彩由里 コルネイユ『ル・シッド』についての考察
富田正人 ベケット『ゴドーを待ちながら』についての考察
駒崎竹乃 モーパッサンの作品における焔のテーマ
酒井捺央 モリエール『恋こそ名医』について −メランコリーの病・治療にみる喜劇の優位性−
李玖如 マルグリット・ユルスナール『ハドリアヌス帝の回想』における手法
【2012(H24)年度】
甲斐香奈子 アポリネール『虐殺された詩人』について
松田有香子 ジョルジュ・ペレック La Disparition における真剣な遊び
渡辺文人 「ゴダールのマリア」について
塩川まり子 『クレーヴの奥方』考-王太子妃を手掛かりに
【2011(H23)年度】
岩永大気 サミュエル・ベケットの小説作品における語り
大山明子 ペロー『過ぎし日の物語ならびに教訓』考
柄澤一樹 エミール・ゾラの美術批評と『制作』
北川希真 ヴェルレーヌ「月の光」による歌曲−ドビュッシーとフォーレの比較
木元成彦 カミュ『異邦人』について
【2010(H22)年度】
久保田麻里 モリエール『人間嫌い』について
得能想平 ドゥルーズと「考える」ことについて
番匠遼介 ミシェル・ウェルベック『ある島の可能性』について
弘末春彦 ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』について
八木優 『人間喜劇』におけるヴォートランの人物造形について
【2009(H21)年度】
小池由哉 スタンダール『パルムの僧院』の文体について
田口大祐 フロベール『ボヴァリー夫人』の登場人物オメーについて
西尾佳那子 L’imaginaire dans Aurélia de Nerval
石川俊博 ランボーの散文詩について−光のイメージを中心に−
佐藤友一郎 シャトーブリアンのメランコリックな風景−「バロック」という視点からの考察
神宮司真子 サン=テグジュペリ『星の王子さま』研究
武田菜月 マルグリット・デュラス『太平洋の防波堤』をめぐって−<デュラス的語り>の萌芽を探る−
藤井桃子 ル・クレジオ『モンド』と『牧童』について
【2008(H20)年度】
岩切友美 シュペルヴィエル『海に住む少女』について
鈴木和彦 Le voyage dans la poésie baudelairienne
船田千尋 カミュ『異邦人』について–テクストを追うことで読まれるムルソーのめざめ–
【2007(H19)年度】
池田潤 プルースト『失われた時を求めて』における人物表象について
井村有希 ラ・フォンテーヌ『寓話』の教訓について
大北彰子 アンドレ・ジッド『狭き門』における女性の描写について
岡田佳恵 モーパッサンの水をめぐる短編に関する考察
吉良明子 ジュール・ベルヌ『80日間世界一周』
佐藤早織 ロラン・バルト『恋愛のディスクール・断章』についての考察
庄子萌 サミュエル・ベケットのauto-traductionをめぐって
高屋佐保子 トゥルニエの『メテオール(気象)』における庭の機能
長谷恒雄 ゾラ『居酒屋』について
八木弘容 副詞«bien»の多義性について
矢野菜美子 マラルメにおける<宝石>のモチーフ
【2006(H18)年度】
佐藤拓郎 ボリス・ヴィアン『北京の秋』の語りの戦略
竹垣江梨子 マリヴォー『マリヤンヌの生涯』試論
野中優子 ゾラ『パリの胃袋』試論
服部崇 ラ・フォンテーヌ『寓話』試論
【2005(H17)年度】
安藤舞 『骨董室』における「時』の表象
桐山春奈 フーコーと構造主義−考古学から系譜学へ−
中間寛子 ボードレール
村岡侑紀 プルースト
松原冬二 プルースト『失われた時を求めて』における同性愛の持つ構造的意義について−ソドムの崩壊がもたらす芸術的創造−
山本真也 ジャック・プレヴェールとエゴン・シーレと私
渡辺貴規子 エクトール・マロ『家なき子』試論
【2004(H16)年度】
志波加奈子 モーパッサンの幻想短編における「不在」について
鈴木義一 Eustache Deschamps韻文作品試論
鳥山定嗣 Les problèmes du dualisme chez Paul Valéry
野田農 ゾラ『居酒屋』における登場人物の視点
橋本周子 『モンテ・クリスト伯』における「負の要素」について
平光文乃 プルーストにおける感覚の逆説性
福家綾子 ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』試論
松岡礼子 ボードレールと音楽
文字賢一 Anatole France, Les Dieux ont soifにおける語りの効果の研究
山崎欣弥 『谷間の百合』の比喩的イメージ―モルソーフ夫人をめぐって
【2003(H15)年度】
上田久美子 メルロ=ポンティの言語芸術観について
岸川弘明 「ダダは何も意味しない」とはどういうことか
小西友子 アルベール・カミュ『異邦人』における罪の意識
佐野加寿子 ジャン・コクトー『恐るべき子どもたち』における劇場的空間について
多賀谷昇平 ボードレール美術批評におけるモデルニテについて
谷口佳代 アンドレ・ジッド『パリュード』に関する試論
西村麻紀 ランボーが詩に与えた身体性
矢羽田肯 アランにおける知覚の問題
【2002(H14)年度】
川瀬あやな Une étude sur Les Thibault de Roger Martin du Gard -不連続性の悲劇と連続性への希求
佐古知栄子 アラン・ロブ=グリエの小説に関する一試論 -La Repriseを中心とした語りの非連続性の問題-
谷口円香 L’image de l’eau dans les « Vers nouveaux » de Rimbaud
中村翠 Emile ZolaのLa Curéeにおける自然
長谷川寛 ジュール・ヴェルヌ『二十世紀のパリ』における人間性と科学の関係について
藤井基雄 バルザック経済小説における金銭万能主義について
【2001(H13)年度】
井澤由貴 コレット『牝猫』と谷崎『猫と庄造と二人のおんな』
木村麻梨香 フランソワ・モーリヤックの『夜の終わり』について – テレーズの救いの可能性 –
奥田朱美 マラルメ『エロディヤード』試論 色彩と光をめぐって
蔭山深雪 アンドレ・ジッド『贋金つくり』に関する試論 - 「語り」の性質と読者の物語創造
中嶋日和 コレット『シェリ』における形容詞 rose と女性の老いについて
中筋朋 ベケットにおける「間」と「繰り返し」の効果について
中西充弥 エリュアールとプーランクの歌曲における「統合」
平石美緒 エミール・ゾラ『居酒屋』試論 - ジェルヴェーズにおける「食」
西村敏史 ルイ=フェルディナン・セリーヌ、『夜の果ての旅』について 人間の生のある一状態の円環可能性とその克服に関する試論
光島有里 『ペスト』における天候と空について
村永京介 ドゥルーズ試論 - 『差異と反復』における「強度」についての考察 –
【2000(H12)年度】
来見田俊行 マルローの“希望”
久保田亮 ユルスナールの小説作品に見られる東方 - 『東方綺譚』を中心に
中山和子 バルザック『シャベール大佐』試論-代訴人の眼差しをめぐって
原岡千春 ジュール・シュペルヴィエル『大草原の男』に関する一考察
【1999(H11)年度】
駒井健吾 ボードレールにおける散文詩の生成 「旅への誘い」をめぐって
井上櫻子 La conception du bonheur dans l’Emile
津森圭一 プルースト『失われた時を求めて』における土地の想起 コンブレーの想起がもたらす「メタモルフォーズ」
早川威士 R.クノー『地下鉄のザジ』について
源後知行 カミュの『異邦人』における、語り手ムルソーに関する考察
小森光奈 バルザック『セラフィタ』における女性的イメージについて
野村ひとみ フローベール『ボヴァリー夫人』における母性について
【1998(H10)年度】
内田康介 サドにおける禁忌の意味
出口優木 ソシュールにおける「価値」と「意義」の概念について
松浦亜紀 バルザック『谷間の百合』に関する一考察
松崎史子 『愛の妖精』における愛情と理性
【1997(H9)年度】
鵜飼大介 メルロ=ポンティと言語
武智寛之 ロラン・バルト Mythologies の記号学とその展開
早川尚志 パスカル「賭」の断章の草稿に関する一研究
田川友紀 デュラス『太平洋の防波堤』における自己愛と家族観
藤原真 シュルレアリスムに関する一考察 『溶ける魚』をめぐって
【1996(H8)年度】
井上清香 ギュスターヴ・モローの『サロメ』について
神藤晴美 「美女と野獣」における登場人物について
中嶋周 Henri Boscoに関する一考察
西久保知紀 ジュネ『泥棒日記』に関する考察
藤田尚志 思索と行為 - ベルグソンにおける哲学と政治 –
堀内千保 物語の構造分析についての考察
平尾浩一 『アンシクロペディア・ユニヴェルサリス』研究 - 現代百科事典の構想と役割 –
駒田登紀子 フローベール『純な心』における「語り手」の演出
鈴木美登里 ジョルジュ・サンド『アンディアナ』に関する一考察
山田礼雄 分裂した声の美学 - Alfred de Mussetの戯曲をめぐって-
【1995(H7)年度】
大橋完太郎 デカルトの『方法序説』について - 「私」と世界との関係、および言語使用における態度の考察 –
加藤由香 デカルトの方法について – 『規則論』における –
関口裕士 ジョルジュ・バタイユにおける「有罪者」の自覚
井上直樹 カミュのキリスト教観、世界観、そして神との関係 - ニーチェとの関係をふまえて
鈴木佐知子 サン=テクジュペリの作品における家のイマージュについて
大塚健弘 アゴタ・クリストフの作品についての一考察 - Le Grand cahier の作品世界と現実世界との関係について
村田晶子 J.-M. G. ル・クレジオの視覚的方法について - ことばのオブジェ化と視線
神藤玲子 Jean Giono の Les Grands chemins について - 「アーティスト」の宿命 –
伊藤智広 アポリネール『地帯』の分析
黒木ゆみ ルソーの人間論に関する考察 -「自由」の観念を中心に –