以下のように、平成三十年度 国文学会が開催されます。
今回の国文学会では、潁原文庫選集完結を記念し、中心になって仕事を進めてくださった京都府立大学の母利司朗氏と藤原英城氏にご講演をお願いしました。潁原文庫について韻文・散文の両面からお話しいただけることとなります。また、潁原文庫を特徴づける新写本についても取り上げられます。ご講演に合わせ、潁原文庫の原本資料に加え潁原先生の日記・ノートなども展示の予定です。多数のご参加をお待ち申し上げております。どなたでもご参加いただくことが可能です。
『平成三十年度 国文学会』
十二月二日(日)午後一時より
京都大学文学部・第三講義室にて
一、研究発表会
一筆庵主人没後刊の合巻作品について
――稿本と刊本の比較を通して―― 大関 綾
新古今集までの歌語「ひぐらし」小考
――「寒蝉自本秋天物」の解釈をめぐって―― 黄 一丁
『いはでしのぶ』における先行物語の影響 崔瑞恩
一、講演会
潁原文庫の好色本・浮世草子とその周辺 藤原 英城 潁原文庫の新写本 ――昭和前期の俳書情報あれこれ―― 母利司朗
一、懇親会 学会終了後(午後六時予定)、カンフォーラ(正門西、 075-753-7628)にて
(懇親会にご出席の方は当日お申し込み下さい。会費は五千五百円程度の予定 です。)