哲学あるいは人文学を学ぶためのフランス語
担当者★沢崎 壮宏(哲学)
開催日★8月19日(月)から22日(木)まで(全4日間)
開催時間★10:00-12:00 & 13:00-15:00
開催場所★第4演習室(文学部校舎)
フランスでは、どのコースに進もうが、高校生には「哲学」の履修が課されます。
高校生に「哲学」を教えられるのか?
高校生に教えられる「哲学」とは?
そんな疑問を抱いた方、一緒にフランス語で「哲学」の教科書を読んでみませんか。
ついでに、フランス語の初級文法をブラッシュアップしましょう。
初級文法で「哲学」のテキストが読めるのか。
読めるのです。
むしろ、使用される語彙が限られている分、小説を読むより苦労が少ないくらいです。
文芸作品ばかり読まされる語学授業にはもう飽きた、という方、歓迎いたします。
とはいえ、「午前の部」は、英語圏で広く使用されているリーディング教材を用いてのウォーミングアップです。
簡単なエッセイを読みながら、初級文法をおさらいしますので、初級者の方も奮ってご参加ください。
「午前の部」使用教材
R. de Roussy de Sale, Easy French Reader,
McGraw Hill, 2004, 2009
「午後の部」は「哲学」の教科書を読みます。
“高校生向け”の教科書ですから、内容に関して怖れる理由はありません。
ただテキストを追いかけるだけでなく、小論文の執筆に利用できそうなフレーズに注目して解説します。
フランスの高校生は「哲学」履修の成果を小論文の執筆という形で試されるのです。
「午後の部」使用教材
Charles Pépin, Ceci n’est pas un manuel de philosophie,
Flammarion, 2010